「信用」を稼ぐとはコミュニティをスライドさせるということ

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こんにちは、石垣島に来ております。石垣島は年末年始に一度訪れてから今回で2回目です。まだ2回しか来たことはありませんが、ぼくはとても石垣島が好きになっています。サトウキビのバイトをしながらでも短期間住もうかとも考えています。

何がいいかって言われるとまだ答えられるまでありませんが、「落ち着く」からですかね。

 

今回石垣島に来たのは上に貼っているイベントのスピーカーというなんだかよく分からない役割があったからです。まずスピーカーのみなさんを見てみてください。

どこかに留学していたり、プログラムに参加したりとおもしろい人がいっぱいいますよね。それを把握したうえでぼくを見てください。なんだかよく分からないスピーカーになっていますよね。人と比べる必要はないので特に問題といった問題はないのですが、何か浮わついていますよね。

 

イベント前日にスピーカー同士の打ち合わせが合ったのですが、予想通り浮わついていました。(そして、集まった瞬間に温度差を感じ、名護まで帰りたくなったのはここだけの話にしておきましょう。)

 

その浮わつきのまま当日を迎えたわけですけども、当日はぼくのやっていることなどを話させていただきました。中高生の思考や流行に触れることができたのはとても貴重な経験で時間となりました。

 

それでは、当日話したことを文章化していきます。

 

離島にこそ原石あり

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このイベントをやるにあたっての経緯としましては、2月3日にきた一通のラインからでした。もともと石垣島で中高生の視野を広げられるようなコミュニティを作りたいねとはその周辺の仲間で話していました。だから、このイベントをきっかけに石垣島に火種を蒔いていこうと思い、僕は石垣島に飛びました。

(勢いよく行ったのにスピーカーさんとの温度差に苦しみ、すぐ帰りたくなりました。)

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そして、今回主催者であるサワさん(@SAWA)は「未知との交流IN石垣島」を実施にするにあたりこういう想いを持っていました。

私は高校1年生の夏に沖縄県のグローバルリーダー育成事業というプログラムに参加し、3週間アメリカのモンタナ州に行きました。その時に初めて石垣島から外に出て学ぶことの楽しさを知り、それと同時に私の住む石垣島は凄く閉鎖的な状態にあることを痛感しました。島には外部からの情報がほとんど入ってこず、その中で自分の将来の夢や進路を決めることは難しいと感じました。ずっと同じ環境で育ち、少ない選択肢の中で自分の将来を決めてしまったら、何となく過ごす人になってしまうと思います。しかし、石垣島から出るには費用がかかり誰もが安易に行くことができない状況です。そこで、石垣島にいながら学校の外に視野を向け、自分の将来について考える場が必要だと感じました。

(イベントフライヤーから一部引用)

 

これに似た文が上記のラインのあとに送られてきました。

・石垣島は凄く閉鎖的な状態にある

・島には外部の情報がほとんど入ってこない

・石垣島から出るには費用がかかり誰もが安易に行くことができない

離島に住んでいるからこそ感じる点だと思います。関東圏に住んでいる高校生であればこのような悩みというのは感じないでしょうね。地下鉄一本で他県に行けもすればおもしろいイベントにも腐るほど参加することができると思います。それが石垣島にいると安易にできない。。と聞いて「これも情報格差が生み出した課題」だと感じました。

(これもの”も”とは沖縄全体の貧困問題のことです。)

 

インターネットが世界どこでも見れるわけで、ここ石垣島でもどんなに外部から情報が届かなくてもインターネットにつながります。現にぼくはいまWifiカフェで作業しています。インターネットがあるのに外部から情報が届かない、これはおかしいと思います。自分で調べれば調べるだけ情報は入ってきます。イベントに来てくださった高校生に関しては皆がスマホを持っていました。それで調べまくっていけば情報は入ってきます。じゃあなぜ情報が入ってこないかというと、「独り占め」しているアンポンタンが多いからですよ。おもしろい情報を仕入れたらTwitterやらInstagramやらFacebookやらでシェアすればいいんです。一人がシェアすればそこについているフォロワーさんに情報がいきわたる、そのフォロワーさんがシェアしたら、シェアした人をシェアした人のフォロワーさんにつながるという形で「情報連鎖」が起こります。そして、ゆいまーると言われる文化がある沖縄だからこそ、そのつながりを生かして「情報連鎖」を起こしし続ければ簡単です。しかし、昨日感じたことですがなぜか「独り占め」をしようという風潮が感じられました。僕の推測ですが、独り占めする理由としては「自分だけがすごく見られたい」「上にのしあがりたい」などといった他人との比較的感情が入っていると思われます。あくまで僕の推測です。

 

沖縄のゆいまーるは本来マイナスのつながりではないはずなんです。戦争時代から考えればどのようなゆいまーるだったかが分かりますよ。プラスのゆいまーるで今まで来ていたんですよ。そのプラスのゆいまーるとは、まさに情報シェア、モノのシェア、人のシェアです。「独り占め」するものが衰退していき、「シェア」するものが恩恵を受ける世の中になっています。こんなことを中高生と共に聞いていた石垣島の大人たちは「へーそうなんだ」みたいな表情していましたよ。これが現実なんです。

大人で勉強をしている人が少なすぎるがため、原石である子どもたちまでもが苦しんでいる現状を目の当たりにしました。僕はゲッと思いました。ぼくは何ものでもなく自由奔放に生きている男ですから偉そうなことは言えませんが、外部から来て感じた率直なことです。

 

情報がインターネットから入ってきた、仕入れたもので気に入った情報やモノをシェアする、フォロワーに届く。

 

これだけで情報というものはいきわたります。そして、ここで肝心になってくるのが、受け取ったフォロワーの悩みですよね。例えば、福岡でおもしろいイベントがあることを一人の石垣島在住高校生がシェアしたとします。その高校生をフォローしている人が情報を受け取ります。受け取った人の中には「行きたい」と思う人がいることでしょう。

しかし、「行きたい」と思ったの人の第一声はおそらく「費用がかかる、お金ない」でしょう。気持ちは分かります、僕もそういう気持ちになってしまうことはちょびっとだけあります。だけどこのお金の問題も情報格差が生み出した「中高生じゃ解決ができないだろうと勘違いされている問題」なのです。石垣島に住む中高生には「polca」を紹介しておきます。

polca(ポルカ)- フレンドファンディングアプリ

おそらく「クラウドファンディング」は聞いたことがあると思います。その規模が小さくなったものが「polca」だと思っていただければ分かりやすいかと思います。支援する側としては1人300円から支援することができるため、企画者の想いが届き広がれば広がるだけ支援の輪も広がっていきます。ぜひとも石垣島の中高生のみなさんには「polca」を活用して、行動に移して成長できる環境に身を投じてほしいです。僕も年末年始に石垣島に来たのですが、その際も使わせていただきました。

 

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多くの支援者のおかげで、31200円のご支援をいただくことができました。

こうやってインターネットを使って情報を仕入れ、サービスを利用することで中高生世代の金銭的問題は解決に向かおうとしているのがいまです。ありがたいかぎりです。

だから、ぜひとも石垣島にいる中高生には、このようなサービスを使ってやりたいことをやってほしいです。

 

しかし、全員が全員、毎回毎回うまくいくことはありませんよね。金銭的な面も含め人間関係や環境面などで苦しむことだってありますよね。僕に限っては死にたくなって死んだことも5回ぐらいありますし、本当にバイク事故で死にかけましたし、働きたくなさすぎて借金を作りました。でもいまこうやって楽しくあるがままに生きられているのも、「依存先があること」「シェアリングエコノマーとして感覚を体得できていること」があるからです。僕の周りで厳しくもやさしく支え応援してくれる大好きな人たちがたくさんいるからなんです。

 

 

この内容は次に話しましょう。

 

コミュニティをスライドをさせよう

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昨日お話しさせていただいた中高校生の中には、「テニスしています」「郷土芸能を習っています」「バンドやっています」「プログラミング勉強しています」などといった具合に、各自が1つはコミュニティを持っていました。だから、ぼくは聞きました。「他にはありますか?」て。お話しした何人かだけ複数コミュニティを持っていました。例えば、部活動と生徒会。部活動と習い事。だから、個人的にすごく気に入っていて誰もがすぐにできることを伝えたいと思い、「コミュニティをスライドさせよう」と伝えさせていただきました。僕がいうコミュニティとは、部活動系や学生団体系ではありません。「強い(秀でた)個を持った人が、強い(得意)分野を発揮し、惜しみなくモノシェアができる空間」です。中途半端なモノしか持っていない人がいると、脳みそも中途半端にしかできていないため、シェアする概念がない、だからスピード感持ってプロジェクトをやるときにやたらプライドが高い、結果足かせになるという謎の人になってしまうわけです。強い(秀でた)個を持っている人は、強い(得意)分野に関しては惜しみなくシェアし、目標とする山頂まで全力で突っ走るんですよ。だから、ぜひとも石垣島にいる中高生のみなさんと「コミュニティ」を作りたいです。今回のイベントを通して強く感じています。だって、強い(秀でた)個を持って、強い(分野)を走っている中高生がたくさんいたから。プログラミング勉強しています、三線できます、ギター出来ます、おもしろい仲間をすぐ集めれます、巻き込み力しかないです、フリーペーパー作りました、めっちゃな変な人がいっぱいいるじゃないですか。主催者の方から最初に言われた「情報が入ってこないんですよ」「費用がかかって。。」みたいな感じじゃなかった。強い(得意)分野をもった子しかいなかった。なんだあの空間は。石垣島に来てすぐに温度差を感じて帰りたくなったけど帰らなかった僕をほめてあげたい。

といった具合に、勉強させていただきたい中高生がたくさんいました。

 

だから、僕は「コミュニティをスライドさせてほしい」と伝えてさせていただきました。そこらの団体に複数入るとかではないですよ。上記でいったコミュニティをぜひともスライドさせてほしいです。スライドさせることで、スライド先のコミュニティにはまた別の変な人がいます。その変な人たちと一緒にいるとさらに強い(得意)分野が磨かれ、さらに自分が変になっていきます。それの繰り返しでかなり強い個を作る調味料がたくさん手に入り、個を調理する際に手伝ってくれる強人がそばにいてくれるようになります。

 

では、どのようにしてコミュニティをスライドさせていけばいいのか。

これは僕の考えにしかなりませんが、紹介します。

いまいるコミュニティからスライドするには、「”半径3メートル”を大切にすること」です。いまいるコミュニティの環境や人を大切して、そのコミュニティで個を全力で発揮していくのです。人のためにできることやコミュニティの活性につながることをどんどんやっていっていくことです。勘違いしてほしくないのは、なんでもかんでもやれということではありません。自分の強い(得意)分野で全力疾走することです。コミュニティにいると自分の不得意なことを得意とする人がいますので、安心して得意分野だけやってみてください。かなり楽しいですし、コミュニティスライドに繋がりますので。

なんで不得意なことはやらなくていいのかについては、別の話で詳しく書くとしましょう。

 

コミュニティをスライドさせることで、さらに強い個を作り上げることができ、強い(得意)分野にさらに磨きがかかるから、ぜひともスライドさせましょう。スライドさせるためには「”半径3メートル”を大切にすること」がポイントです。その際は自分の得意なこと好きなことで全力疾走しましょう。

 

これをするとどうなるかと言いますと、「信用」価値があなたという人間についてきます。「あなたにお願いしたい」「あなたにしかできないことだからお願いしたい」「技術うんぬんじゃなくてあなたという人に惚れたからお願いしたの。技術だけみれば他にもいいとこがあるかもしれないけれど」「あなたという人間を僕の仲間にもみて欲しくてあなたにお願いしたんだ」という具合に。いまいるコミュニティの半径3メートルを大切にしながら生きていると、上記のような感じでコミュニティのスライドが自然発生的かのごとく起こり始めます。(本当は自分が動いているから起きるもの)

となってくると、自分自身で「コミュニティを変える」というよりは「変わる」になってくるので、かなりおもしろいです。自分の成長のために使うエネルギーの使いどころがそこらへんの人とは異なってくるため、さらに強い(得意)分野を育てることができます。そこらへんの人は「コミュニティを変えたい」と思って変えようとするので、その時点でエネルギー消費ですから。だから、エネルギーの使いどころを考えるためにも、半径3メートルを大切にすることがポイントです。半径3メートルを大切にしていると、人から人への紹介連鎖が起こり、情報連鎖が起こり、自然発生的なコミュニティスライドにつながるのです。

 

石垣島にいる変な中高生のみなさん、コミュニティスライドを起こし、さらに変になっていきましょう。そして、勉強していない大人たちに勉強させましょう。

 

生き方を考えることを根底にしてみる

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今回のイベントにより、僕にとってもあらたなコミュニティのスライドが起こりました。こんな僕に声をかけてくださった主催者のサワさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして、コミュニティスライドとは別に話していたことは、「生き方を考えることから始めてみてはどうか」ということです。2016年12月29日に僕はバイク事故で死にかけました。20年生きてきて「ふわ」と何かが抜ける感覚を経験したのは初めてでした。

幸いに、左足の前十次靭帯断裂だけで命は無事でした。(前十次靭帯断裂というのはそう簡単に起こらない重症のケガみたいです。しかし、僕レベルからすれば”幸い”なんです。)

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それから「まつぞのだいきという人間は何がやりたくて、何をやりたくないのか」「どの生き方が幸福につながる」のかをかなり考え込みました。その結果が今の状態になるわけです。だから、どの高校に行きたいのかどの大学に行きたいのか、就職はどこにしようかどの職業に就こうか何を起こそうかを考える前に、「自分はどう行きたいのか」「なにをやりたくて何がやりたくないのか」を根底に考えてみることで選択肢って広がっていくと考えています。進学先や就職先、起こすことを考える前にぜひとも「生き方」を考えてほしいです。そして、考える際は柔軟に考えればいいです。今日考えた生き方が明日大きく変わってもいいのです。人間は経験やそのときにいる環境で変わっていく生き物ですから。「生き方」を考えるクセさえ身につけておけば、何か選択しないといけない場面に遭遇したときに「あれ?自分ってどう生きたいんだっけ?」と根底に帰ることができます。

 

だから、手段や選択肢に振り回されるのではなく、「生き方」に基づいた生き方をする中高生が増えていくとおもしろい世界になると考えています。そんなことを中高生で考えるのはまだ早いと感じるかもしれません。かくいう僕も中高生の頃は「死にかける」経験をするとは思っていなかったので考えたこともありませんでした。

だから、僕はあのとき死んでいたら絶対に100%後悔して生霊になっていたと思います。だってやりたいことがまだまだあるんですよ。この経験があるからこそ、中高生のころから「生き方を考える」ことをおすすめします。選択肢の幅もぐっと広がりますし。

そうこう考えているうちにワクワクやアイデアが止まることを知らないで、この「死」や「生き方」についての分野でも起業することにしました。今回のイベントを通して少なからず5人の中高生には需要があると感じたからです。スモールでやっていきながら、その子たちの変化を楽しみ、自分の幸福のための生き方を模索してほしいと思います。たのしみですね。

 

そして、今回同じスピーカーとしては話していた方もブログを書いていたので、あわせてご覧ください。

未知との交流in石垣島に参加して - nikolettaのブログ

 

まとめ

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今回イベントで話させていただいたことを書いてみました。僕も中高生のみなさんに追いつけるように勉強します。そして、最後に言いたいことは、本を読みましょう。本だとamazonで買えますし、本屋にいっぱい置いてあります。中高生のうちからたくさん本を読みましょう。

 

ぼくがぜひとも読んで欲しい本たちを紹介して終わります。

 

はあちゅうさん「半径5メートルの野望」

  

吉野源三郎「君たちはどう生きるか」

 

この2冊は読みやすいかと思います。

 

 

それでは、また!